残暑と秋の間を満喫中の皆様こんこんにちわ。
侍の刀の如くハサミや包丁を使いこなしたいリマスター
さて、先日二代目焼き鳥屋としてデビューを迎えたわけですが、当日は僕の事をまだちぃさ〜いコビトの頃から知っている方達に応援して頂き、温かく見守って頂きました。
もうすぐ、30周年を迎える鳥辰ですから常連さんもここに来て、二代目への総ツッコミは激しく、賑やかなデビュー戦となりました。
修行といえば、朝から営業前までまずは掃除🧹
掃除して掃除して掃除する。
三度の飯より掃除なわけだけども、この店20年以上も見てきたけど、あーここってこうなってんだーとか、ここの掃除クソ大変!とか
こんなにそばに居たのに初見な事が数多く、これからは自分が継いでいく想いもあり、掃除に一生懸命な35歳であります。
包丁を握ったのは20分くらいかな。
思っていたよりもハサミ✂️とは感覚が違い、うまく扱えなかった!
包丁を握った時にはあたかもサムライにでもなったような感覚で、一振り一振りが大きく意味を持つ。
なんせ素材である、お肉は代えの効かない1発真剣勝負なのである。
隣で親父が、『あーぁこりゃ売りもんなんねーわ』という呪いの言葉を浴びせてくる。
『でもそんなのかんけーねー』
俺ができるようになんなきゃしゃーねんだから。
と言いながらビビってスパッと入れられない。
スパッといれられないからなんだか出来上がりは怪しい。
見るのは簡単👀、やるとできない。
美容師カットの練習していた頃を思い出すなー。
ここでは、やはりカットを練習していた経験があるから何を学べばいいのかすぐにわかった。
ハサミでも包丁でも、その道具を使いこなすということではなく、その道具を使いこなす身体の使い方を覚える必要があるのだ。
武士サムライもさぞ刀という道具を使いこなす為に、自分の身体と自問自答していたことだろう。
武士は刀で人を殺めて悲しみを生んだかもしれないけど、僕はハサミと包丁で笑顔を作りにいく。